不動産屋さんに行ってきた 3件目

不動産投資

クリスマス直前の日曜日。

午前中は、町内会のクリスマス会があり、お菓子を食べたり、ゲームしたり、ビンゴしたり、娘に殴られたり、娘に怒鳴られたりしていた。

家に帰りコタツでウトウトしていたら、娘がカカト落としをくらわしてくる。

「こうえんいくって、やくそくしたかやんか!!!」

それでもウトウトしていると、

「はやくおきて!!!」

とヘッドバッドが飛んでくる。

家庭内暴力とは、まさしくこういう事ではないか。

そうこうしているうちに、息子と嫁が帰ってきた。

娘は、Youtubeという魔法によりおとなしくなり、無事に出かける事ができた。

今回も本町だった。

「御堂筋沿いのビルですから」

そう言われて到着したビルに見覚えがあった。

ちょうど一週間前に仕事で来たビルだ。

フロアは違ったが、妙な親近感を覚えながらビルへ入った。

比較的新しいビルで、中は綺麗だった。

内装は、エレベーターの中も含めて、木目が多用されている。

すこし癒される。

入口には、電話機が一つだけ置いてある。

「お約束しております一束と申します。」

「お待ちしておりました。」

すぐにレディが現れ、応接へ案内された。 

そしてすぐにドアがノックされた。

「はじめまして…」

電話で話をしていた担当者とは少しイメージが違った。電話の声と違い、ベテラン感が強い。どことなくジャパネットの社長に似ている。しかし訛ってはいない。

「お問合せありがとうございます。担当のものが外出しておりまして、代わりに私が対応させて頂きます。」

ジャパネットさんに聞かれる。

「融資をお考えですよね?」

「はい。でも最近厳しいんですよね?」

そこから融資の話を色々と聞いた。

・スルガの件から、サラリーマンの融資は厳しくなっている。

・公庫も一棟目だと融資しない。

・メガバンクはまず無理。

・信金、信組は状況次第。

・個人向けは厳しい。

・法人向けは積極的。

「こないだ来た人は、法人立ち上げて、定期も入れて半年かけて信金から融資をもらってました。法人向けなら融資が出せるって事で。」

そこまでしますか。

「今は個人は厳しいですが、一束さんの属性は良いので、一度、金融機関に相談にいっても良いと思います。これから不動産投資をしようとしていて、これぐらいの物件を買おうとしてます、と。とりあえず4000万、地区20年、鉄骨造あたりで考えてるって事で。」

「もしくは戸建または区分マンションを買って、実績をつくります。実績があれば、融資も通りやすくなりますから、そこから一棟をチャレンジしても良いと思います。」

「区分の場合、新築はダメです。中古で新し目のもので1500万くらいまで。もしくは300万以下の戸建を買うかですね。

区分は融資でいけます。90%〜100%融資で。戸建は築古ですから現金ですね。

自己資金を残して区分買うか、現金で戸建いくか、頑張って一棟狙うか、です。」

なるほど。

なかなか道のりは大変そうだ。

ジャパネットさんとは、融資メインの話で、肝心の問い合わせした物件の話を忘れていた。

僕自身、電話で聞いた時点でこの物件は「ないなぁ」と思っていたから、どうでもよかったが。

とにかく次のステップは見えた。

次は、金融機関に行って融資してもらえるかどうかを聞くこと。

「最近、十三に支店出した信金さんは良いかも知れないですね。こないだ支店長と話してましたが、融資に積極的な感じでした。あとはオリックスですかね。」

ジャパネットさんが言う。

「平日の日中帯しか受付してもらえませんから、時間をつくるのが大変ですね。」

なかなか道のりは険しいが致し方ない。

でも、やるしかないな。

大阪在住。

激しい息子と、超絶イラチの娘を持つ、二児の父。

1LDKに住む。
狭いので引越したいが・・・。

レザークラフトや普段色々と思っている事とか、綴ってます。

不動産投資やってみたいんですが、なかなか踏み出せず。

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