【書評】ブログ飯

書評

少し前にツイッターで、染谷昌利さんの『ブログ飯』が無料になっているとのツイートがあり、無料につられて読んでみました。

最初は、無料公開されているサイトで見てましたが、文字サイズが変更できないフォーマットによる読みにくさに断念し、結局は大幅値引きされていたKindle版を購入しました。

本の概要

ブログで飯を食うというテーマに沿って、ブログで稼ぐにはどうしたから良いか?(作者自身がどうやってきたのか。)という事が書かれてます。

染谷さんのブログの書き方・心構えを中心に、サクセスストーリー的・自伝的な部分もあります。

終盤に、染谷さんの奥さんの染谷評も書かれています。

感想

「ブログで飯を食う」 = ブログ飯

このブログ飯までたどり着いた染谷さんのブログの書き方・心構えがギッシリ詰まってます。

“心構え”といったところなので、抽象的といえば抽象的です。

すぐに結果を求めたい人が欲しがる、PVを集める小手先のテクニックなどは一切載っていません。

そういう人を対象としていない本です。

自分のブログのファンをつけ、PVを上げるにはどうしたら良いか?といった事が中心です。

ファンをつけるには、を一言でいうと、

『自分のオリジナリティを交えて、読み手の事を考えて書く。』

これを極めれば、おのずとブログ飯になれる。といったところでしょうか。

人によっては、「そんな事、わかってるわ!」と言いそうなものですが、染谷さんは、それをあえて書いてるところもあると思います。

言われたら、「わかってる」とみんな言います。

答えを教えてくれているのだけど、その通りにやらない(やれない)。

「こうしたら良い」と言われると、そんなの分かってるよ!ってなるんですが、意外と分かってない(自分流を貫いてしまう)もんです。

自分流のやり方が間違っていたとしても、認めたくなかったりします。

素直に言う事聞けば良いのに。

 

それと、染谷さんは本当にブログが好きなんだろうな、と思いました。

染谷さんに限らず、ブロガーと呼ばれる人達はみんなブログが好きなんだと思います。

好きだから何年も続けられるし、好きだから面倒と思わない。
(多少、面倒に思うことはあるだろうけど)

例えると、ドラクエのレベル上げみたいなもんですかね。

ボスを倒せるまで、レベル上げする。→ 面倒くさいけどやる → ボスを倒す。

稼げるまでブログを育てる → 面倒くさいけどやる → 稼ぐ。

レベル上げしなかったらクリアできないですから。

ただブロガーに関しては、この面倒なレベル上げすら楽しむ事ができる特殊な人種と思います。

 

あと、終盤にある染谷さんの奥さんの話も面白いです。

たぶん、奥さんの方がキャラ濃いです。

染谷さんは会ったことありませんが、文章からすると誠実な良い人ってイメージですが、奥さんはちょっと破天荒な感じですね。

この人が奥さんだったから、染谷がブログ飯になれたのだろうと思うところもあります。

 

全体を通して、とにかく読みやすかったですね。

ブログ初心者〜中級者向けだと思いました。

これからブログを始めようと思っている人にはオススメです。

これから

ブログを続けてきて、とりあえず1ヶ月が過ぎました。最初はブログで稼ぎたい!みたいな考えでしたが、ブログで稼ぐってなると、かなり難易度高いです。

それもあってマインドが少し変わってきました。

「とりあえず、好きなように続けよう。」

稼ぐ事は、あくまでオマケで。

まだチュートリアル中ですから。

ブログ飯 個性を収入に変える生き方 /インプレスジャパン/染谷昌利
by カエレバ

大阪在住。

激しい息子と、超絶イラチの娘を持つ、二児の父。

1LDKに住む。
狭いので引越したいが・・・。

レザークラフトや普段色々と思っている事とか、綴ってます。

不動産投資やってみたいんですが、なかなか踏み出せず。

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