先週末の9月1日(日)に、資格試験を受験してきました。
建設業に関わらない人からしたら、
「何の資格?」
と、言われる資格。
一級電気通信工事施工管理技士
嫁さんからも
「何の資格?」
と聞かれますが、説明が面倒なので
「現場監督の資格」
と伝えてます。
「今持ってるのと何が違うん?」
「乗り物免許の乗り物が違う感じ」
と答え「よく分からん」と言われておしまい。
そもそも現場監督が何してるかすら分かってないので、
「ただ突っ立てるだけでしょ?」
と、聞く人が聞いたら怒られそうな事をいつも言われております。
今年度新設
電気通信工事施工管理技士は、ついに今年度から技能検定試験が開設されました。
知らん人からしたら、施工管理技士って何やねんって話ですが、大分と噛み砕くと現場監督の免許みたいなもんです。
今回、新設された試験って事で、部長から
「1回目の試験は簡単だから、絶対に合格しろ」
とプレッシャーをかけられながら、受験してきました。
一般論では、初回は簡単、らしいです。
開設の目的が技術者を増やす事だから、ある程度合格させなければならないから、問題が簡単になっている。
みたいな話なんですが、全く根拠はありません。
まぁ「合格しろ」は、当たり前ですよね。
僕はネットワーク関係の会社にいるんですが、工事のほとんどは電気通信工事になります。
ですが、電気通信の技術者があんまりいません。要件が厳しくて、簡単には増やせないので。
(ここで言う、技術者ってのは監理技術者の事で、詳細は端折りますが、大規模工事に登録できる人って事)
ちなみに「合格しろ」という部長は、実務経験だけで技術者資格をもってるので、受験しないという、理不尽な世の中です。
学科試験
2019年9月1日
大阪電気通信大学
午前の部 9:45〜12:30 33問回答
午後の部 13:45〜15:30 27問回答
試験は、午前と午後とあって、合計60問を回答します。6割あっていれば合格なので、36点が合格ラインになります。
午前の試験が終わった段階で、
「うわ、やばっ!!」
と思っていました。
みんな同じような感覚だったようで、実際、午後の試験に来ないやつもチラホラいましたね。
正直、今回は「落ちたわ〜」と思ってましたが、自己採点結果はまさかの39点。
合格ラインは36点なので、見事合格見込です。
絶対ダメだと思っていた午前中の試験が思いのほか合っていて、逆に午後が意外と間違えてました。
内訳でいくと、午前が20点で、午後が19点でした。
なんであろうと、合格すればそれまでです。
実際の実力はともかく60点満点も36点も、合格すれば同じなので。
正式には、10月3日の合格発表なので、もしかするとダメかも知れません。
(10/3追記)無事に合格してました。
勉強について
勉強はあまりしませんでしたが、いつもの通り地域開発研究所の講習会を受けました。
ただ今回は、正直言って、講習会もあんまり役に立ちませんでしたね。
予想問題は、さっぱりでした。
今までの電気とか管とかは「同じやん?」とインサイダーを疑うくらいの似通った問題が講習会の予想問題には幾つかありました。(言っても2、3問ですが、これが大きい)
今回は、それが全くなく、ほぼ自力になりました。
講習会費用が、3万と、まぁ高いもんだから、某掲示板なんかではボロクソだったみたいですね。
僕なんかは、会社から講習会費用が出るからいいものの、自腹だったら間違いなく怒ってますね。
結局のところ、テキストには表面的な事しか書いてないのですが、その一歩踏み込んだところが問題になっていてね…この辺りは、また今度。
試験を終えて
とりあえず今回は、スイッチが全く入らなかった事もあって、全然勉強してません。
ですが、受かって良かったです。
正味の勉強時間は、25時間ぐらいですかね。
うち16時間は講習会ですから、家でやったのは10時間ぐらい。ファミレス(ロイホ)に8時間ぐらい滞在して、3時間ぐらいの勉強を二回やりました。
後は、移動中に少しだけ。3時間ぐらい?
これで通ったので、コスパはバツグンですね。
実地試験
次は実地試験。もう勉強したくないけどね。サラリーマンなんで、もう少し頑張ります。
ちなみに、僕の上司(課長クラス)は、どうもダメだったみたい。
会社の受験者は、ほぼ合格っぽいので、ダメなのが上司と新人君くらいのようです。
あー落ちなくて良かった〜^_^
実地もがんばろ!
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