こないだの役員ランチミーティングの後で、西野さんのvoicyがTwitterで流れてきた。
タイトルは、
「奪う貧乏人と与える金持ち」
思わず聞いてしまった。
役員さんのギブアンドテイクと、西野さんのギバーとテイカーは内容は近いんだけど、ニュアンスは少し違う。
役員さんのは、道徳的な意味合いが強くて、生き方というか、心の持ち方というか、そういったものだった。
それに対して西野さんのは、「金持ちは…、貧乏人は…」といった、お金がベースにあって、その上でギバーになろうといったものだった。
ただニュアンスは違うけれど、方向性は同じだ。
皆、幸せになりたければ、
ギバーになろう!
という事。
ギバーとテイカー
ギバー(Giver) → 与える人。
テイカー(Taker) → とる人
となるが、西野さん曰く”ギバー”には金持ちが多く、また本当の貧乏人もギバーで、その中間層がテイカーと言っていた。
便宜上、金持ちギバーとそれ以外をテイカーとして分けたから、タイトルは「貧乏人テイカーと金持ちギバー」としたようだ。
voicyの中では、例えで飲み会の話をしてたけど、要するに
・今の利益を優先する人(テイカー)
がいて、皆んなテイカーになりがちだけど、ギバーを目指そうぜ!といった事。
ただ「ギバーはテイカーの餌食にもなり得るから、ギバーはギバーのためにギブして、テイカーにはギブしないように気をつけてね。」と言う事も言ってた。
ギブギブ言ってて、分かりにくいけど、簡単に言うと、
先見の明がある人は、まず、
ギバー
だ。
そういう人は、今のギブから将来テイクを得られる。
ソフトバンクの孫さんなんか、その典型だと思う。将来がどうなるかを想像して、創造して、そこに持って行こうと猛スピードでしている印象だ。
話がそれたけど、これは優しさとか、そういう概念では無くて、投資としての考え方。
役員さんは、そこに優しさがあるから、ちょいと西野さんとはニュアンスが異なるって事。
今の僕
では、今の僕はどうなのか?
と考えたとき、完璧にテイカーでしかない。
頑張ってギブ(投資)しようとはしてるが、まだ投資なんて何もしてない。
勝手な想像だけど、金持ちギバーは、金持ちギバーコミュニティで金持ちギバー同士でギブギブし合っているだろう。
金持ちギバーになるには、そのコミュニティに入るように頑張るしかないだろう。
どう頑張るかは難しいけれど、良くも悪くもギブし続ける事なんだと思う。
ギブしなければテイクは得られない。
間違ってテイカーに、自分のギブを与えてしまってもだ。
ギブして、ギブして、何処かでテイクを得られるまで、ギブし続けるしかない。
そしてテイクを得た時に、それが正解だったのかを考えて、新たなギブをしていくしかない。
金持ちギバーへの道は厳しい。
ただ、あんまり金の事ばかりを考えていると、それはそれでおかしくなる。
多分、やな奴になる。
だから僕は役員さんの考え方でいきたい。
ギブして、テイクをもらったら、それに感謝する事で、新たなギブが生まれ、物事は回っていく。
素敵な考え方だ。
これをするには、とりあえずテイクを期待しすぎない。
まずは、ギブする事からはじめよう!
余談(Matcherについて)
多分、西野さんのお話の元ネタです。
アメリカのペンシルバニア大学ウォートン校のアダム・グラント教授がGiverとTakerとMatcherに分類したようです。(下記は、もふもふさんのブログから拝借です。)
この本では、人類の分類として、①「ギバー(Giver=与える人)」②「テイカー(Taker=奪う人)」③「マッチャー(Macher=与えた分貰う人、バランスを取ろうとする人)」の3つに分けられるとしている。LINE BLOGサービス終了のお知らせ
僕は、今まで全く知りませんでしたが、有名なようだ。
マッチャーというのも居ますが、中途半端なので説明しなかったのだと思う。
僕も買って読んでみたいと思います。
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