どうも一束です。
レザークラフトをはじめた頃、ペンケースを作ろうと思って、どんなペンケースにしようか悩んでました。レザークラフト本には、ペンケースやポーチもありましたが、デザインがイマイチ気に入らず、ネットサーフィンで良さげなペンケースのデザインを探索。
すると、とある通販サイトでデブペンケースを見つけました。
「これ、メチャクチャカッコいいじゃん!」
と、即採用。そして製作へ。
デブペンケースですが、調べてみると神戸のル・ボナーというブランドのようです。30年前のデザインとの事ですが、古臭さは全くないです。
ル・ボナーさんサイト
当然、今も買えます。(¥12,000〜)
色といい、形といい、カッコいいですね。懐に余裕がある方は、買ってみてはいかがでしょうか。
懐に余裕がない方、作るのが大好きな方は、自分で作ってしまいましょう!
デブペンケース 外観
【大きさ】幅 約55mm、長さ約55mm、高さ約50mm
約3年は使用してるんで、少しくたびれ感があります。外側の革が少し丸くなってきました。愛着が湧きます。
この時は、クロコ型押しレザーを使って、糸はラズベリー色にしました。ですが、黒にはやはり赤ですね。ラズベリーでは少し色が弱い気がします。内部は床面そのままです。3年使ってるんで、だいぶケバケバが出てきたように思います。
捨てマチ部分。少し幅が広い(5mm)です。作った時は、よく分かってなかったので。型紙作成の段階で3mmに修正しました。
“デブ”って名前の通り、タップリとペンが入ります。(デブの意味が違うかも知れませんが)
製作時は、手持ちの革とファスナーの長さにペンケースの大きさを合わせて型紙を作った記憶があります。
使用感には、特に問題はありませんが、もう少し長い方が使いやすいかな?と思ってます。(あと2cmくらい?)
型紙
型紙はこちら。
デブペンケース レザークラフト用型紙
外側の革は、革の厚みによって微妙に、変わってきます。あくまで参考寸法として下さい。
製作時の思い出
当時はレザークラフトをはじめたばかりのほぼ素人状態で作りました。
型紙も公開されてる訳ではなかったので、ネットの写真から型紙を考え、作図しました。
作り方もよく分からないので、色々苦労しました(笑)。
結局、3回くらい作り直した気がします。
また当時、捨てマチ部分の革の使い方が、すごく贅沢な感じがしました。内側の残った革を何か使えないか?と悩んだ記憶があります。
ただ、とにかく楽しかったですね。
デブペンケースについて
とにかくカッコいいですね。
このデザインを考えた、松本さんは素晴らしいと思います。正直な話、ペンケースでこれ以上のデザインはないのではないかと思ってます。そのくらい好きです。(なら、買えよ!って言われそうですが。)
僕が思う最高のデザインってのは、「ベーシックになれるもの」だと思ってます。デブペンケースが30年前のデザインで、今も愛されてるって事なので、これは既にベーシックなものになっていると思います。
ベーシックになれるもの(なったもの)で、分かりやすいところだと、スマホでしょうか。iPhoneを皮切りに多くのスマホが発売されてますが、結局ベースのデザイン(UI含)はiPhoneに似ていると思います。
そんなデザインを考案したいものです。
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