どうも一束です。
前職の朝礼には、3分間スピーチという何か小話を一つするコーナーがあった。
正直、多くはは大した話ではない。
だけど、その中ですごく印象に残っている言葉がある。
『無理をいい 無理をするなと 無理を言う』
トイレの落書き
この話をしたのは、空調系の元サブコンの人だった。
『無理をいい 無理をするなと 無理を言う』
この言葉は、建築現場のトイレに落書きされていたのだという。誰が書いたのかも分からない。
しかし、とても印象に残ってずっと覚えていたとの事。
確かにこの言葉、すごく残る。
建築現場での理不尽な要求。いっぱいある。
「これを明日までに終わらせてくれ。」
「無理ですよ。」
「どうにかやってくれ。」
「じゃあこうやってやります。」
「それは危険作業になるからダメだ。」
「じゃあ、どうやって…。」
「それは考えろ」
どんな仕事も同じ局面があると思う。
無理な要求があり、それを頑張ろうとしたら、そんな事をしたらいけないと言われる。
そんな事を、この一言で表現してる。
簡単なところでは残業。
明日の朝までにやらなきゃいけない仕事がある。
定時まで、あと１時間。
でも残業はしてはいけない。
じゃあどうしたら？
あらゆる方法を使ってどうにかしろ。
あらゆる方法って？
無理なものは無理。
僕は、無理なものは無理と思っている。まず無理なものは無理とわかってもらう。
そして妥協点をさがす。締切が短いなら、長くしてもらうとか。
最悪、要求を守らない。断る事もある。
無理なものは、無理なのだから。
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